平成28年度 とくしま若者未来夢づくりセンター推進事業

とくしま若者フューチャーセッション04 成果発表会 レポート

更新日:2017/06/26


日時:平成29年3月20日(月・祝)13:30〜17:00(13:00開場)
会場:とくぎんトモニプラザ3階 大会議室


若手リーダー育成を目的として、徳島の若者世代が社会や地域の課題を主体的にとらえ、課題解決に向けたアクションや地域創生のアイデアを協働して創り上げる「とくしま若者フューチャーセッション」(対話による未来創造会議)。

今年度のフューチャーセッションでは「徳島での未来の働き方」を全体的な統一テーマとし、徳島県各地で計3回開催しました。高校生をはじめとする若者たちが地域の課題や働き方、仕事について未来からの視点で対話しアイデアをだしました。

今回の第4回目は、その集大成である成果発表会です。参加者による人気投票で各回上位3位に入ったチームのアイデアを、飯泉知事はじめ一般の方々の前で若者たちがプレゼンテーションしました。

【開始・挨拶】

しこくソーシャルデザインラボ代表理事/佐野淳也から、開催の挨拶、プログラムの趣旨や目的などについての説明を行いました。

【自己紹介】

参加者は、名前、住所、所属、就きたい仕事や夢を書いた紙を持ち“サイレントウォーク”と呼ばれる手法で、何もしゃべらずに会場を歩き回ります。どんな人が参加しているのか、短い時間の中でも知ることができます。

【知事挨拶】

ここで飯泉知事の登場です。
「今回行われた若者フューチャーセッションでは、“未来の働き方”をテーマに県内3ヶ所で様々なアイデアが話し合われました。各会場の投票結果上位3チームが、本日この成果発表でそれぞれのアイデアの実現に向けて発表します。発表者のみなさんのアイデアに期待しています」と挨拶をしてくださいました。

【「とくしま若者フューチャーセッション01in神山」アイデア発表】

まずは、第1回目「とくしま若者フューチャーセッション01in神山」のアイデア発
表です。
1組目は「若者が自分を知る場」
とくしまの活性化につながる場をつくり、若者だけでなく「新しいこと」をしたい人が集まってみんなにメリットのある話し合いがしたい。とくしまの良いところは、どんどん再発見したい、と発表しました。

2組目は「徳島にランドマークを作りたい」
夢を語る場、気楽に立ち寄れる場を提案。ランドマークの建物には徳島杉を使い、バルアフリー・ユニバーサルデザインで防災減災の視点で設計する。名称は「徳島新城山」。今ある建物ではなく、新しい徳島を象徴するものが必要だというアイデアを発表しました。

3組目は「変化の激しい社会でワクワク働く学びの場徳島」
変化の激しい社会で生きていくためには、学びの場が必要だと考える。色々なところから専門性の高い人が集まることで、素晴らしい学びの場が作れる、と発表しました。

【「とくしま若者フューチャーセッション02inうだつ」アイデア発表】

つづいて第2回目「とくしま若者フューチャーセッション02inうだつ」のアイデア発表です。
1組目は「宝の山徳島を遊びつくせ」
西阿波にフォーカスし徳島にしかないワクワク体験をつくる。そのPR動画を作成し、様々な取り組みを発信するアイデアを発表しました。

2組目は「世代・立場を越えて夢を語れるカフェ」
大人の世代の人と話す機会が今の若者には少ない。もっと距離感をなくして身近に相談できる人に出会える場所を提案しました。

3組目は「~PPAP方式で全て解決~あるものをとにかく活かす(地域の特性を活かすイベントの体験)」
徳島にある様々な宝や課題も組み合わせることで新たな価値が生まれるというアイデアを提案。
例えば、酒造りで沢山余ってしまう酒粕(課題)×イノシシ肉(課題)=新商品誕生 など、アイデアを発表しました。

【「とくしま若者フューチャーセッション03in阿南」アイデア発表】

最後に、第3回目「とくしま若者フューチャーセッション03in阿南」のアイデア発表です。
1組目は「ヒーロー特区」
ヒーロー特区のヒーローは、若者・子どもへの教育のあり方の象徴。商店街に曜日ごとに違うヒーロー(マナーの種類が違う)がいて、いつでも会える+商店街の活性化にも貢献したいと発表した。

2組目は「海部病院サーフォノミクス」
コミュニティーで癒やし・医療・スピリチュアルケアの提案。サーフィン博物館にはプロサーファーがいて、サーフィン体験や観光案内をしてくれる。実際にサーフィンができない人にはVRでのサーフィン体験ができるようにすると発表した。

3組目は「直感BP ~時の流れに身をまかせ~」
直感(あるがまま)+ビジネス(志・アイデア)で化学反応をおこす。実際の場作りやSNS等を活用し新しいことを生み出すプラットフォームを作りたいと発表した。

【投票&発表】

各チームの発表が終わり、いよいよ参加者全員による投票タイムです。
発表者含む参加者全員で特に良いと思ったチームにシール投票しました。

そして、ついに順位発表です!
特別賞は「宝の山徳島を遊びつくせ」

優秀賞は「ヒーロー特区」

最優秀賞は「~PPAP方式で全て解決~あるものをとにかく活かす」

受賞されたチームへ会場から拍手が送られました。

【ワールドカフェ】

しこくソーシャルデザインラボ代表理事/佐野 淳也の進行にてワールドカフェ開始。
ワールドカフェとは、カフェのようなリラックスした空間でひとつのテーマについて話をするプログラムです。
参加者は4人のグループに分かれ、「これからどんな未来の仕事や働き方を実現して行きたいですか?」をテーマに、話し合いアイデアを模造紙に自由に記入しました。

最後に、しこくソーシャルデザインラボ代表理事/佐野 淳也が、閉会の挨拶を行い「とくしま若者フューチャーセッション成果報告会」は終了。
全4回にわたる「若者フューチャーセッション」事業。
若者とゲストたちが一緒になって徳島をステキにするアイデアがたくさん生まれました。

ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた皆様、ありがとうございました!


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